はやく許してくれ

生き恥に心をすり減らした凡愚のチラ裏

熱と移動

先日モデルナ2回目を打ちました。打った翌日は早退して家のソファでタバコを吸いつつ過ごして、どこか小気味よい音が鳴った体温計を見ると38.6度と表示されてました。あらかじめネットで検索していたとおりでしたので、慌てずに解熱剤を飲み横になっていると、ジワジワと薬が効いてきます。ぼやけた脳味噌の明度と彩度が上がっていくにつれて、早退した分溜まってゆく仕事のことに気が回るようになり、極力解熱剤を飲まない方が良いなと思いました。久々の高熱はトリップするような感覚があり、別にこれで死ぬわけでは無いと分かっていたこともあって、毎年打つ必要があるなら歓迎です。裁量が無く、責任だけ重たい仕事を投げられ続けるくらいなら、ソファの上でぽわぽわしている方が1000倍マシです。

一時帰国できることとなりました。

今年付与された有給休暇20日の内、18日を消費するというこれまでにない消化率です。有給なんて、入社以来、年に2日以上消費したことはありませんし、その2日も病欠や役所の手続などでやむを得ないものばかりでした。「終電までに帰れるなら幸せ」という価値観が蔓延る弊社で「病欠」と「帰国」は同じくらいの扱いなのだと思うと、海外での生活がどれくらい苦痛なのか伝わるかもしれません。

その代わり、一時帰国が終わったらアフリカに行くことになりました。

行く予定の国はアフリカの中でもそこそこ進んでいる方の国なので、先進国から途上国の中でもマシな国に行けるのであれば異動ガチャは当たりだなと思ってましたが、その国の最近のニュースを読んでみたところ、コロナ感染者数の増大に伴ってロックダウンを決行したけど、国民が暴徒と化して政府を襲い、ついでに商店外から商品を強奪する人で溢れたとのことでした。途上国のモラルがマジでヤバイ。全然マシな国じゃない。そもそも中途半端に発展してるからこんなことになるんです。アフリカの僻地とかでは、国民の8割がニートみたいな無気力な人間で溢れており、ゴミに塗れながらコーラ飲みつつボーっと空を眺めて一日を過ごす。そういう国があるそうですので、個人的にはそっちの方が良かったなぁと思います。ロックダウンとかしてもしなくても同じですから。まぁそこに勤めた同期は鬱で消えましたが……

その同期も日本人であることに誇りだの自覚だのは薄いほうでしたが、日々の食事や言葉の壁とか以前に、ゴミの中で眠れるかどうかに適性を求められるとなると、自分の中に根付いた国民性のようなものが顔を出したようですね。その結果が鬱病なので、現実は本当に残酷だと思います。鬱になってからも人生は続くので。

ぼんやりと最近の出来事を書いてみました。他にもエキセントリックな出来事は幾つか起きてるんですが、またの機会にしようと思います。