はやく許してくれ

生き恥に心をすり減らした凡愚のチラ裏

雑記

お久しぶりです。過去の投稿を見ると今日でちょうど1年経っていました。時間の経過には驚かされるばかりです。今は大変に酔っ払っているので、つらつらと脈絡のないことを書いていきます。

 

私はこの会社に、海外勤務があれど年一で約一カ月の休暇を取って帰られる素晴らしい精度を持つ会社という情報を耳にして辞めずに今までいました。事実、過去例を見るとその通りなのでしょう。私が海外勤務を始めて約一年、世界はパンデミックに陥りました。嘘だろ。

取れるはずだった有給の19日5時間45分は消失しました。本当なら素晴らしい休暇を給料が発生しながら得られていた筈なのに。

そんな悲劇は露知れず、世界に暗雲が立ち込めます。むしろ、休暇が取れないとかその程度の事を嘆いている時点で私は幸福なのです。飲食店や観光業界の倒産、閉鎖、解雇、派遣切り。そうした話題は快挙に暇がなく、海外暮らしをしている私の国も強固なロックダウンを決行するに至りました。

あらゆる飲食店は時間に関係なく酒類の提供が禁止され、酒屋でさえアルコールを販売してはならないと言われていた時期もあります。当然、英語も不得手な私にこの国で友人などおりません。常に寂しさを感じながら、されどもニート時代に味わっていたそれほどではないなと楽観視しつつ、ジワジワと精神を摩耗される日々です。

 

公開はしませんが、新しいアカウントを作成して活動を始めました。ちょくちょくツイートがバズったので、フォロワーも少しずつ増えました。大人になって、海外に出ても、日本人とのコミュニティを簡単に形成できる今の世に感謝しています。メンヘラが蔓延る世界で積極的に活動をするほど病んではいませんが、それでもなお居場所を求めようと足掻く精神性に嫌気が差す日々です。

 

そういえば、2年ぶりにオンライン飲み会で顔を合わせた友人がいます。彼は大学を卒業後、就職難に陥ってニート期間を10か月ほど経たあと、美容師見習いとして就職したそうです。たしか最後に会ったときは中国人の彼女と結婚すると息巻いていました。ニート期間にフラれたと笑っていました。乗り越えられたようで何よりです。共通の知人に声をかけましたが、集まりは悪かったです。中には「昔すれ違った程度の人」という認識でさえあったようで、改めて時間の流れが日本に暮らす人たちと私とでは異なるのだと、そもそも人間性として異なるんだと、そう思いました。

 

生活が中流階級に至っていることに気付きました。

昨晩飲んだ貰い物のワインが一本数万円ほどで、肉料理と共に舌鼓を打つ幸せな時間を一人で過ごしたり、木っ端Vtuberに戯れで数万程投げてイベントで一位に上らせたりと、金に物を言わせた生活をしています。哀れですね。気持ち悪い。

数百万を自由にするほどではないですが、数万円、10数万円くらいなら別に毎月使ってあげても支障がないような生活をしています。本当に惨めですね。適切な金の使い道を知らないから、そんなことにしか使えないのです。

 

そして、ずっとずっと抱いていた生きづらさのようなものはとうに霧散しており、私を不安たらしめるものは言語の壁くらいで、それも私の努力で徐々に取り払われている事実を想うと、このアカウントを作った意味を見失いつつあります。

 

私の関わった人たちが、幸福を享受できる人生を歩めることを今も願っていますが、直接助けになりたいとは思っていません。傲慢で、無力で、保守的な私を嗤ってください。自分の力で掴み取れる範囲の事柄の幸福を噛み締めて、生きてください。

 

誰も助けてはくれない世界で、相互に自助努力を祈って暮らしましょう。地獄だな。